2021.10.08
佐藤教授らと中日本建設コンサルタント㈱のグループは、雨天時に下水道管内に流れ込むいわゆる「雨天時浸入水」の有無を調査する「水温法」を開発してきましたが、この調査方法の解析技術を発展させ、水温データを成分分解することに成功しました。また、AI学習の1つであるニューラルネットワークを使い、雨天時に下水道管内に流れ込む雨水量の割合を推定しました。これらのことが「下水道に係る学術の発展に寄与する優れた論文」と評価されたものです。なお、この研究は、文部科学省の科学研究費助成事業を受けて行っているものです。
[学術論文] 時系列水温データの成分分解による下水量解析 佐藤克己・中根進・高橋岩仁・保坂成司・森田弘昭 下水道協会誌 Vol.57、No.698、2020年12月掲載
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