令和3年11月6日（土）、２年生を対象とした令和３年度学外オリエンテーションを開催しました。場所は千葉県松戸市にある国土交通省が管理する「建設技術展示館」です。参加者は90名でした。2年生は新型コロナ感染の拡大により1年時のオリエンテーションが中止となり、また、授業もオンラインだったため学生間の交流が非常に乏しく、同学年内での交流機会が極端に少ない学年です。そのような中、少しでも学生間の交流を図り、かつ、土木工学への関心をさらに深めてもらうことを目的として企画しました。

　当日は晴天で、屋外展示にも適した天気でした。学生は午前の部(マネジメントコース)と午後の部(環境都市コース)に分かれ、それぞれ20班の編成で20の企業等の屋内展示ブースと屋外展示を見学しました。展示ブースでは、学生たちは企業等から来られた説明者から丁寧な説明を聞き、活発に質問をしている様子が見られました。屋外展示では関東地方整備局が常備している災害対策用の車両や無人化施工の遠隔操縦式バックホウの展示説明、さらに、インフラDX技術としてレーザースキャナー体験など様々な新技術も学生たちは体験していました。普段授業で知ることのできない、専門的な土木の一面を、学生たちは楽しみながら学ぶことができたようです。

　各コースとも半日ではありますが穏やかな秋の日の中で、学生たちの交流機会を設けることができました。また、来年度の生産実習や将来の進路についても考える良い機会になりました。教員一同、このような取り組みは、学外行事の少ない2年生を中心に、今後も継続していきたいと考えています。