2022年度(令和4年)分類別就職状況
建設業 | 46.5% |
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サービス業 | 25.5% |
公務員 | 11.5% |
進学 | 7.0% |
不動産取引・賃貸・管理業 | 1.0% |
運輸業・郵便業 | 2.0% |
情報通信業 | 3.5% |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 1.0% |
その他 | 2.0% |
大学院「生産工学研究科」は、博士前期課程2年と、博士後期課程3年で構成されます。学部における教育を基盤としながら、応用的な科目を学び、専門分野における応用力、研究能力を高めます。産業界の第一線に立つ技術者・研究者がここから巣立っています。
学会などで発表
学会参加と論文発表を通じて自らを高める
大学院生としての学びは、学内での研究活動にとどまりません。むしろその知識と経験は、国内外の学会に参加し、論文発表を行うことによってこそ、高められるものです。生産工学研究科が毎年開催する「学術講演会」では、大学院生も教員らに交じって積極的に発表しており、その発表で表彰を受ける学生もいます。また、国内外で開催される国際会議に参加し、研究成果の報告を行う学生も少なくありません。
生産工学特別実習
リアルな現場を体験し、実践的でグローバルな能力を磨く
生産工学研究科では、企業・官公庁・公的機関と提携した「生産工学特別実習」を開講しています。その目的は、国内外でのインターンシップを通して、自ら研究・開発などを計画・遂行する能力を身につけることにあります。さらに、グローバルに対応できる人材の育成に取り組むため、中國科技大學での実習にも参加。この他、国際会議における研究成果発表会に積極的に取り組んだり、短期海外派遣なども行っています。
生産工学特別演習
考え方の視野を広げ、課題解決能力を養う
「生産工学特別演習」の特長は、専攻が異なる学生によってチームが構成され、さらに、各チームを分野が異なる複数の教員が担当することにあります。視点や考え方が異なるメンバーとの共同作業は、これまで経験したことのない試行錯誤の連続。チームメンバーとしての役割と責任を持って取り組むことで、課題遂行のためのコミュニケーション能力、工程管理能力、プレゼンテーション能力など、実戦的能力などが養われます。
生産工学研究科の土木工学専攻は、土木工学に係わる研究者、建設プロジェクトの総合的プランナー及び建設事業に従事する指導的技術者の養成をめざしています。
土木工学専攻では、土木工学の特性に合わせた独自のカリキュラムに従い教育研究指導を行っています。博士前期課程では学部教育につづいて、より高度な専門的学識を授け、指導教員による個別研究指導によって将来、企業や官公庁において指導的技術者として問題に対応できる能力を与え、同時に研究者としての研究に関する基礎的素養を与えることを目的とします。また、博士後期課程では指導教員の指導のもとに博士論文作成のための研究実験を中心として、独立した研究者としての独創的研究開発の能力を養成することをめざしています。
最近の土木工学の分野はますます高度化、多様化、国際化しつつあり、それだけ大学院修了生に対する企業等の期待は高まっています。
本専攻ではこのような期待に応えられるような専門家としての学識、研究能力の開発に重点をおき、具体的には構造、水工、土質、材料、衛生、計画の各分野に分け、複雑に組み合った課題に取り組めるよう配慮しています。現在、博士前期課程の定員は20名、学部の場合と異なり少人数の教育体制をとっています。